２００５年（平成17年）に日本学術会議は内閣府に所属し、改革の末、科学者約８０万人代表として新生２０期の会員を２１０名選出しました。その一人として１０月１日に内閣総理大臣小泉純一郎氏から任命されました。
会員として任期の３年間は、下記の委員会、分科会に 所属し積極的に活動しました。
日本学術会議の委員会、分科会等の開催につきましては、委任状が認められず、出席者数が過半数でないと決済が取れません。取れない場合には、旅費の支給などが認められず、九州や北海道から出席される先生方には、負担となります。
瀬戸先生は、勤務先の鶴見大学においては、歯学部附属病院長、歯学部長の要職を抱え、学会では（社）日本口腔外科学会の理事長として務め、外国での活動もある中、下記の15に及ぶ会議に参加しその出席率は、90％を上回りました。多大な難問を抱えながら、時には鶴見と乃木坂まで１時間とは云え２往復しておりました。東京から川崎まで18分間の東海道線の車中で昼食を済ませ、午後の回診や学内の会議を済ませると、とんぼ返りで学術会議に直行する日々もありました。大学では連日11時を回り、深夜になることも・・・。この３年間、私たち秘書グループも綱渡りのような日々を過ごしましたが、学術会議の事務の皆様に応援をいただき無事に任期を全うできましたことに、ほっとしております。
瀬戸先生がハードスケジュールに耐え、活動した収穫は、専門の口腔外科、歯科臨床の範囲を越えて日本の自然科学を俯瞰し得たこと、また各界最先端の研究者と日常的に交流して問題点を共有できたことで、とても楽しい日々であったと本人が述懐しております。
歯科医学発展のために血となり肉となることを得た幸せがそこにはあったかと喜びを感じております。
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（記：渡辺瑠璃子) |
| 分野別委員会 |
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１） |
歯学委員会 （委員長） |
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２） |
歯学委員会 基礎系歯学分科会 |
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３） |
歯学委員会 病態系歯学分科会（委員長） |
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４） |
歯学委員会 歯学教育分科会 |
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５） |
歯学委員会 臨床系歯学分科会 |
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６） |
臨床医学委員会臨床系大学院分科会 |
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７） |
臨床医学委員会医療制度分科会 |
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８） |
健康生活及び歯学合同分科会脱タバコ社会の実現分科会（副委員長） |
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９） |
臨床医学及び薬学分科会臨床試験・治験推進分科会 |
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１０） |
基礎医学委員会身体機能回復分科会 |
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１１） |
基礎医学委員会・臨床医学委員会合同医学教育分科会 |
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１２） |
機能別委員会 企画委員会 年次報告等検討分科会（委員長） |
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１３） |
機能別委員会 科学者委員会 男女共同参画分科会委員 |
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１４） |
機能別委員会 科学者委員会 学協会の機能強化方策検討等分科会（幹事） |
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１５） |
機能別委員会 国際委員会 UICC分科会 |
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