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無煙たばこ(スモークレスたばこ)には、かぎたばこ、かみ(噛み)たばこビーテルクイド、SNUSなどがあります。このうち、ビーテルクイド、SNUSは、歯ぐきと頬の間にはさんで用います。
  日本でも認可されているが・・・、
日本にはもうすでにスエーデン製の、SNUSが販売されています。
無煙たばこは、たばこの葉そのものから作られていますから、体に害のある多くの毒物質や、ニトロサミンなどの発がん物質はもちろん多種類の発がん物質が含まれています。がんなどの病気の発生は普通のたばこと同じです。
これらのたばこは、紙巻たばこに比べて、ニコチンの吸収が早く、血中ニコチン濃度が極端に高くなるために、内臓血管系、呼吸器系などに極端な悪い作用が発生する場合が多いのです。
また、タバコの葉を無煙タバコに加工するときに、生産途中で加わる農薬由来の物質も含めて数百種類の有害物質、例えば、ニトロソアミンなどの発がん物質、鉛やカドミウム、ダイオキシンなどの重金属や有害物質、ポロニウム210などの放射性物質が含まれています。
未成年や、病弱者、老人の使用は特に気をつけ、使用を避けさすべきです。無煙たばこは特に、口腔がんの発生の因果関係は大きく多発生します。そのためにたくさんの人が死亡しています。

  口腔だけにとどまらない、口腔がん・・・、
口腔がんは、口腔だけにとどまりません。がんの特徴はリンパを通じて身体のどこへでも転移するのが特徴です。
口腔がんで顔は変形したり、例えば、上顎がんであれば眼窩にとても近いので、転移のため眼球まで切除する例のが多いのです。
かみたばこは、たばこの葉を口中で噛んだり、口唇と頬部に挟んだりして、その味と香りを味わうもので、プラグ(板状)、ツイスト(ひねり巻き)などがあり、最近では錠剤タイプも登場しています。
製法は、原料たばこを熱処理、砂糖と甘草(かんぞう)を混合した飴状の液につけて乾燥させ、香料を入れて成型します。
常用者は、全身の病気はもちろん、口腔がん、舌がん、白板症(粘膜に現れる前がん症状)、歯周病、その他の口腔障害などが多く発生することが報告されています。
ニコチン代替療法
喫煙者に現れるニコチン離脱症状(禁断症状)を緩和するために体内のニコチンを補給しながらニコチン依存症から離脱させる方法として、下記のようなものがあります。
     1.ニコチンガム(二コレット)
     2.ニコチンパッチ
     3.鼻腔スプレー(日本にはない)  
しかし、ニコチン置換薬は「たばこを止める魔法の薬」ではなく、たばこのニコチンも置換薬に含まれるニコチンも同じニコチンです。
門戸開放薬物
ある薬物を乱用すると別の薬物を乱用しやすくなる場合、その薬物は別の薬物の門戸開放薬物(Gateway Drug)と呼ばれています。 たとえばわが国では、低年齢で飲酒を経験し、ついで喫煙経験、仲間との飲酒を経験していることがわかりました。
このように、わが国の未成年者の薬物乱用のはじまりは、飲酒経験→喫煙経験→家族が同伴しない場面での飲酒経験と発展していくと推察されています。